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オーストラリア紀行
12月4日から12月14日までマコト先生の西オーストラリア・
ウインド事情視察に同行してきました。走行距離3200km、
西オーストラリアを走り回って、ウインドしてきました。
元々オーストラリアのイメージは「サーフィンが盛ん」「広い」
「ボードブランドJPのジェイソンポラコウの出身地」「コアラ」
くらいのイメージしかもっていなかったのですが帰国後には、
「ウインドサーフィンの島、オーストラリア」に変わっていました。

トリップ行程
12月4日
16時に逗子を出発。20時45分発のカンタス航空で
パースに向けて飛び立つ。
12月5日
早朝にパース空港到着。レンタカーを借りて南川に
あるマーガレットリバーというポイントにいき、
その後ローマ字読みマンドューラというパースに
近い町まで戻り宿泊。
12月6日
マンドューラの町を出てパースに戻る、マクドナルドや
ウインドショップを見た後、ランセリンというポイント
へ、その後ジェラルトンへ。
12月7日
ジェラルトンの町を観光後、ポイントモアーで出艇。
12月8日
ポイントモアーをチェックした後、コロネーション
ビーチへ。
12月9日
ナルートリップに向けての準備のために寝袋、
水タンクなどのキャンプ用品をかりにいく。
12月10日
夕方ナルーに向けて出発。中継地点のカーナボンで宿泊。
12月11日
カーナボンをでる ナルーに到着。
12月12日
昼頃まで風まちし13時頃から出艇、夕方カーナボン
まで移動。
12月13日
ジェラルトン経由でパースへ。一時間遅れの飛行機に
乗り日本へ。
12月14日
10時頃 成田到着
成田空港までの恐怖のドライブ
マコト先生と僕の二人分の道具(ボード2本、セイル6枚、
ブーム3本、マスト5本)を荒木カーに積み込み成田まで
ドライブ開始。しかし道具を積み込んでいるときから
一つの不安があったのです。いざ出発ということで
運転席に座り「やっぱりそうか・・・」そうです
バックミラーと運転席反対側のサイドミラーが全く
見えない、どうしよう・・・。以前、辻井先生から
聞いた「車の運転っていうのはな、バックミラーなんて
見ないでサイドミラーでするんだよ」という名言を思い出し、
真さんの「反対側サイドミラーはおれが見てるから大丈夫だ」
という言葉を聞いてもやっぱり不安・・・
だって何も見えない方向に向かって曲がったり、
車線変更しなきゃいけないんですもん。
マーガレットリバー

「マーガレットリバー」なんでか分からないですが、
僕はこの言葉を聞いて甘い食べ物が美味しくていっぱい
ある場所というイメージでした。それはいいとして荒木の
事前調査によると、世界最大級(マスト3本分)の波が入ると
いわれるポイント。到着すると小山になった高台から
波のブレイクポイントが見えた。
しかしサイズがあるようには見えない。「なんだマーガレット
リバーたいした事ないじゃん」と心の中で呟く脇をサーファーが
エントリー。「うわ!でかい!」。高台から見ていただけじゃ
波のサイズは分からないですね。これでも小さいよとジモティー
がいう波は、少なく見ても頭半!残念ながらこの日は風がなく
エントリー出来なかったけど、こんな高台という絶好の観客席
から見下ろせるスタジアムみたいなポイント見たこと無いっす。
オーストラリアンマック

メニューが少ないんですよね、ハンバーガ系は3種類しかないし。
コーヒーを頼むとすでにミルクが入っちゃってるし、
ブラック好きの真さんは・・・????といった表情ですし、
トマトケチャップは緑色でポテトにつけると・・・????の食べ物ですし。
でも美味しいからいいか。
フェザーファクトリーVSオーストラリアの
ウインドショップ
辻井ボス、パース市内には幾つかのウインドショップがあり
偵察にいってきやした。まずは店の広さ、さすが超巨大国オー
ストラリア!店内の広さはかないませんでした,完敗っす。
次に品揃え、ウエイブ中心のコンディションのためかウエイブ
ギヤが充実、フェザーファクトリーはレーシングまで幅広く
置いてるし負けてないっすね、辻井ボス。
最後は道具の値段。物価が安めのオーストラリアだから
道具も安いかと思いきやそうでもない、常にセール中のファク
トリーの勝ちです。
総合した結果、ファクトリーの勝ちってことにしておきましょう、辻井ボス。

面白いグッズがありまして、JP用のボードの「ノーズかつら」。
ノーズないJPボードに乗っているカ○ぺーさん、フ○ビさんに
おみやげで買っていこうかと思ったけど先も長いし、
重たそうなんでやめときました。
オーストラリアでの荒木康行という人間の体
そういえば移動やら、風が吹かなかった事もあって、この3日間
一切ウインドしてない。そんな3日間はここ1年以上ないんです。
するとウインド用にできていた手の平の硬い部分(まめ)がとれて、
本来の人間の手に戻っていくのです。たった三日で。
あとは不思議なくらいにお腹が空く。
日本でもよく食べるほうではありますが,オーストラリアでは特に!
自然が溢れるオーストラリアなだけに腹が減ると、何もかもが
自分のエサに見えてきちゃうんです。牛はカルビ、鳥はから揚げ、
しまいには大木になっている黄色い実がどうしてもトウモロコシに
見える。「きっとオーストラリアのトウモロコシは
皮がなく剥き出しで木になるんだ」と思い込む事にしてました。

オーストラリアでの真師匠への口癖は「メシはどうしましょうか?」でした。
マコト師匠素敵!
昼間ポイントモアーで誰よりも激しいリッピングを決める
マコト師匠を見て、僕は目がハートになっていました。
とどめをさされたのは、その晩コンドミニアム「今日は俺が
夕飯を作る」と言い台所に立つマコト師匠の後姿を見て、
完全におちました。もうメロメロです・・・
コロネーションビーチ
再度登場の荒木事前調査によると、コロネーションビーチは
世界でも有数のウエイブセイリング練習に最適な場所らしい。
そしてジェラルトン市街から約30km離れるこの場所への
ドライブは、かなりファンタジーなんです。一緒に想像して
みてください、店などもある市街を抜けると恒例のだだっぴろい
砂漠の中を突っ切るような道をしばらく走る。次に今まで通って
きた国道1号線から曲がり、砂利などの転がる泥道に入る。
そこからは野生の羊や馬や牛がいる野原を走る。しばらくそんな
野原道を走ると、延々と続く長い上り坂が現れる。そこを登り
きったときに見えた景色は、一生忘れないだろう景色でした。
まわりに何もない海辺に何百人ものウインドサーファーがセイ
リングしてるんです。宝物を発見したような喜びでした。
インサイドはスーパーフラット、そこから出艇し、沖のリーフで
波の割れる場所にいくのです。プレーニング出来る人になら
誰でも波を体験させてくれる場所です。風はもちろんサイド!
沖には壁のようにそびえたつ大うねりがあり、この日僕にとって
間違いなく過去最高の高さのジャンプが出来ました。
ナルーって?
オーストラリア滞在の最後に「ナルー」に行こうということ
になった。3度目登場の荒木事前調査によるとナルーは、
パースから北に1100kmの距離にあり、人が住む場所から
200km離れているという。しかしだれもが生涯最高の
クオリティーの波が立つと言うらしい。11月にはロビー
ナッシュ、ビヨン、などの歴代のワールドチャンピオンも
ここの波に乗りたくて、キャンプをはっていたらしい。
ナルーまでの道のり

ナルーにはガソリンスタンドも食料を買える店も宿も無い
という事で、まずは必要なものを揃え準備した。
僕の中では食料少なくないかなという心配が、
しかしどれだけ買いだめしたところで不安になるだろうと
割り切りとりあえず出発。ナルーまでの道のりはやっぱり凄い、
何が凄いってサファリパークのように
野生動物がうろうろしてる。車を止めようものなら奴らに
囲まれそう、こんな経験はこの場所でしかできないでしょうね。
ナルーに到着、即しめられる。

ついにナルーに到着。 風は2m程度の微風、波は頭位。
長い道のりだったのでとにかく海に出たい一心で8“0の
ウエイブボードと5.0という通常この風では絶対にでない
ウエイブセットで出艇。出艇スタイルは岩山を飛び降りる!
しかし伝説扱いされるナルーは、勢いだけで出艇する僕を
受け入れてくれませんでした。3発のスープを越え、沖にでて
安心したところでほれた波をくらいセイルを落としました。
素早くセイルアップをした直後にとどめをさされました、
もう一発イカチー波をくらいました。
その波に巻かれたあとにセイルアップをするとバキッという音、
そうですマストブレイク。実際に沖でセイルをたたみ、パドルで
浜に帰るという動作をしたことのなかった僕にとって、波が繰り
返し迫ってくる中でパドルの体勢をとるまでには時間がかかりました。
そこからがまたナルーの伝説たる所以が。絶壁を飛び降り出艇した
ような場所なんで、そのガケを登れそうな場所が無い!しかも
インサイドは20cm程の水深の岩だたみのためパドルもできず、
歩いて1km程風下の砂浜になんとか帰還。自然に対して無謀な
考えは通用しないものだと身をもって実感しました。
ついにナルーに乗る


マストブレイクの翌日、ついにナルーに風が入り始める、
5.0アンダーながらもサイドから吹き、波は頭以上で数キロ
に渡って続く!前日にやられていたので様子をみて出艇し、
一本目の波にのると、ウエイブライディングの中でも最も
気持いい瞬間であるダウンザラインの時間が、他のどの
場所でのったときよりも長い。実際は2、3秒程度の
違いかも知れないけど同じ波で何度もきりかえせるから
数回のダウンザラインを繰り返せれる。おそらくウエイブ
ライディングをはじめてからそれまでに波に乗った時間を
全部合わせた時間よりも、ナルーで一本の波のった
時間の方が長いとおもいます。ナルー恐るべし!
翌日は1000km近いパースまでのドライブでしたが、
苦にならなかったっす。
オーストラリアという国

荒木にとってのオーストラリアという国の一番の印象は
人柄の良さ、話し掛ければ必ず笑顔で答えてくれます。
怒っている人なんてほとんどいないから少し怒ってる人がいると
かなり目立ってしまうくらい 皆さんもオーストラリアンと
話すことがあったらきっと癒されますよ!そしてある程度
どこに行っても冒険的なのでウインドサーフィンをするために
ある程度の今までの人生の経験を使って冒険していかなくては
なりません。そのかわりそれを乗り越えると極上のゲレンデ
ばかりです。そして今回の旅ほど様々な種類の人生を過ごしている
人にあった旅はありません。
まさに「Life is a journey towards the guiding light」
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